台所から漂ってくるいい匂い。今日のご飯は何かな?とワクワクしながら待っている子どもたち。ひとつのお鍋からみんなで食べ物を分かち合う体験は、子どもたちの身体のなかに温かな記憶として残ることでしょう。
学園の給食はそれぞれの家庭から食材を持ち寄り、職員がお野菜の顔を見て献立を決めて作っています。地元で採れたお野菜やお家で採れた旬の果物、時には釣り上手なお父さんから活きのいいお魚が届くことも。冷蔵庫の中をじっと見つめて有り合わせの食材で美味しいものを作る主婦(夫)さながらのクリエイティブさも魅力のひとつです。