教育内容

初・中等部

全日制の私立教育機関です。小中一貫教育(1年生~9年生)を行います。現在、3年生までのクラスが運営されています。また原則として、9年間担任制をとっています。

わかやまシュタイナー学園の授業には、エポック授業(メインレッスン)と専科の授業があります。一コマあたりの時間はエポック授業が120分間、専科の授業が45分間です。

エポック授業

エポック授業では国語、計算、数学、フォルメン線描、幾何学、生活科、地理、歴史、生物学、物理学、化学といった科目が行われます。一つのエポックはだいたい3週間から4週間続きます。これは長い時間をかけて一つのテーマに集中的に取り組めるようにするためです。それぞれのテーマごとに、一つの要点について集中的に取り組み、次の日も同じテーマを深め、さらに発展させていきます。エポック授業で扱われた教科は、しばらく間をおいたのち、再び授業で取り上げられます。こうすることで学んだことが休んでいる期間に子どもの内面で消化され、深く受け止められます。エポック授業を中心に、それぞれの教科は他の教科と有機的につながり、関係性を保ちつつ授業がすすめられます。

また、エポック授業では、その教科だけについて120分間学ぶという訳ではなく、音楽や詩の朗唱、体を動かすエクササイズでウォームアップをすることから始まり、前日振り返り、新しい概念の学び、それについての練習、芸術活動、ストーリーを聞くことなど、科目横断的な多彩な内容を取り入れています。そうすることによって、子供達が頭で理解するのではなく、手を使い、心で感じとりながら学ぶという、深い体験を通した学びができるのです。
エポックノート

専科授業について

専科授業には、「オイリュトミー」「英語」「音楽」「美術」「手仕事」「体育」があり、1年生からカリキュラムに取り入れられています。エポック授業のように毎日ではなく、毎週決まった曜日に行われます。

オイリュトミー

オイリュトミーとは、シュタイナー教育特有の教科です。全ての学年で必修科目としてカリキュラムに採り入れられています。

オイリュトミーは身体芸術です。シュタイナー教育の創案者、ルドルフ・シュタイナーにより生み出されました。言葉と音楽の要素が身体を通して現されます。一人で、もしくはグループで作品を創り上げることは、洗練された空間感覚を鍛え、社会性を学ぶことを促進します。ひとつひとつの言葉や音楽の要素は、自分自身の身体を通して表現されます。

それによって生き生きとした注意力、創造性、心のこもった意識的な動きをする力が修練されます。
オイリュトミー

外国語
(ドイツ語・英語)

1年生から外国語としてドイツ語と英語の授業を行います。外国語の学びを通して、その言語の底に流れる民族性を知り、自分と違う物の見方や価値観に対する感受性を養い、広い視野を持つことを目指します。また、外国語を知ることで自らの民族性を客観的に知ることにもなります。

低学年では聴くこと、話すことを主体とした授業で、言語の持つ音やリズムに親しみながら歌や詩、ゲームを通して学びます。3年生から文字の読み書きが加わります。身体を動かすこと、そしてイメージを大切にすることが学びへとつながると考えています。
英語ドイツ語
絵本

音楽

すべての授業がリズムや音楽で満たされています。

子供たちの成長に合わせた音階や楽器を使用した授業を行っていきます。

たて笛としては、木製の笛を採用しています。笛は呼吸を整えることと共に繊細なものの扱いを覚えることができます。

音楽
たて笛ケースも生徒の自作

美術

絵画では主に水彩画を学びます。テクニカルな技法よりも色彩の体験を重要視するため滲み絵という水彩技法を用います。ここでは子どもが紙の上に広がる色と向き合い、心に響かせる体験をします。そして色彩そのものから描いていくということを身に付けていきます。粘土を用いた立体制作は低学年から適宜行われ、4年生以降は木材を削り、身近な道具やおもちゃを作る体験が加わります。6年生以上の学年では、層技法(水彩の技法)や白黒デッサンなども扱います。
美術

手仕事

手足を器用に動かすことに重点を置くシュタイナー教育において、手仕事の教科は大切な専科のひとつです。手先の器用さだけでなく集中力も養います。手を器用に使えることは、思春期以降に活発に働き始める柔軟で創造的な思考の土台になっていきます。
手仕事

体育

子どもの成長に即した運動を行います。1・2・3年生の体育では、歌や音楽などもつかった運動遊びの中で子どもたちは全身を使って動く喜びを体験します。4年生から陸上競技や球技、器械体操などの本格的な体育が始まります。
目の前の広い田んぼが園庭・校庭

時間割表